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ラピュタ観ました

ラピュタはやっぱり一番好きな作品です。
引き込まれるように観ていて、気がつけば、もう10時40分、「おひとりさま」、「A-STUDIO」は録画しておいて正解でした。

実は宮崎アニメの映画は、何本かDVDを持っており、当然大好きな「ラピュタ」も持っているのですが、やっぱり観ちゃいますね。23年前の作品と思えない素晴らしい出来です。その前に観た「風の谷のナウシカ」よりも、夢があり、冒険があり、大切な人を思う互いの気持ちがあります。考えると、宮崎アニメの女の子には姫が多いですね。ナウシカもシータもサンもクラリスも。

それにしても初井言榮さんの声、インパクトがありました。よく市毛良枝さんと対決されるお姑さん役でご出演されていましたが、この作品は異色です。もうお亡くなりになられて、19年も経過していたんですね。

バズーとシータを観ていると、一人で生活するたくましさを感じます。バズーがシータを自分の家に連れて帰った翌朝、鳩を飛ばしてラッパを吹いて、吹き終わると、戻ってきた鳩に餌をやり、その間にお湯を沸かしている。日中は、石炭を採掘する現場で、助手もしている。そして、何よりみんな自分の目標を持って生活しています。何気ないこんな暮らしの様子を今しみじみ思って観てしまいます。

社会人としての当然の過ごし方なんですが、今の私には眩しく映ります。
景気はデフレともいわれ、モノの値段も下がり、そして企業は経費削減のために、また人件費の縮小を図る悪循環に入っています。そんな中ラピュタは、また、履歴書を書いてコツコツと就職活動しなければ、そんな風に考えさせてもらえるポジティブな作品です。

by sumomojam39 | 2009-11-21 02:00 | テレビネタ