7つの世代
「7つの世代」、初めて訊いた言葉でした。
今夜、久しぶりにWBSを観ました。
ニュースは、異常気象などの天候不順や選挙マニフェスト関連のネタばかりです。しかし、WBSの切り口は斬新です。経済からニュースを切り取り分析するのは、この番組ならではです。
実際にどのような区分なのか、下記をご覧ください。
世代区分/生まれた年:年齢/人口規模/特徴/消費意欲
少子化世代/1984~93年生:16~25歳/1,390万人/少子化の中で育ち、財布の数が多い(※1)/低い
バブル後世代/1979~83年生:26~30歳/830万人/バブル崩壊後の不況期に成人/低い
団塊ジュニア/1971~78年生:31~38歳/1,530万人/団塊世代の子供にあたりモノや情報が豊富な中で育つ/中
新人類/1961~70年生:39~48歳/1,600万人/青春期にバブル体験。メディア消費世代/高い
断層世代/1951~60年生:49~58歳/1,860万人/団塊と新人類にはさまれた元祖オタク世代、高度経済成長期に育つ。経済世代/高い
団塊世代/1946~50年生:59~63歳/860万人/戦後復興と共に成長。政治世代/中
戦後世代/1939~45年生:64~70歳/1,100万人/幼少期に終戦/高い
(※1)両親・祖父母の「6ポケット」を持つ
番組では、消費に対する世代間格差問題を取り上げ、景気のいい時代を経験している世代とバブル崩壊後に生まれた世代との消費に対する考え方や将来に対する準備の意識の違いを報じていました。
そして、贅沢の経験値で分析する場合、この世代区分ではまだまだ大まか過ぎており、細分する必要性も訴えておりました。
具体的には、
少子化世代/1988~93年生:16~20歳
エイティーズ以下/1980~87年生:21~29歳
ポストバブル/1976~79年生:30~33歳
団塊ジュニア/1971~75年生:34~38歳
という区分もありのようです。
私は、この区分でいう新人類と呼ばれる世代に該当しますが、確かに、景気に対する意識は、ポジティブな方です。
購買意欲もある方だと思います。
バブル後世代が、質素で貯蓄をせっせとする世代にあたり、少子化世代では、デフレが15年継続しており、GDPも1割減少し、年金・医療などの困難な問題が山積しており、解決が見いだせない、こんな中に育つティーンズは、節約に走るという見解のようです。
贅沢の経験が、消費意識と比例するということは、新人類までの世代が、消費を沢山して豊かな生活を子供たちに経験させる努力が必要ということなのかもしれません。
by sumomojam39 | 2009-07-31 01:54 | テレビネタ