新たな治療方針の決定まで

2月の通院では今後の治療方針の相談を先ずしました。
痛みの原因を確認しつつ、現状の乾癬に関する治療を生物学的製剤も視野に入れることなどを。
実は乾癬治療の選択肢が増えていたのです。
飲薬にも種類があったり、別の手段として生物学的製剤と言う方法です。

尋常性乾癬は免疫異常で引き起こされる病です。
免疫が異常に反応してしまうことから、皮膚の新陳代謝が早くなるのです。
通常は下にある皮膚ができてから上の皮膚が剥けるところを、未だ下の皮膚ができる前に上の皮膚が剥け落ちてしまうのです。
だから刺激を与えると剥けやすくなっていますし、下の出来かけの皮膚は赤いのです。

皮膚の新陳代謝が早いと痒みもあります。
熱も発しています。

2月の東大附属病院の受診は乾癬皮膚科と乾癬性関節炎科とになりました。
乾癬皮膚科の方では生物学的製剤が使用できる健康状態かどうかを確認するための検査をするための相談をしました。

飲薬は腎臓・肝臓などの検査を定期的に伴います。
前回の血液検査で現状の腎臓が飲み薬に適さないことが解りました。

負担額の大きい治療法の生物学的製剤について、父に相談したところ、医療費の負担を援助してくれるとのことでした。

先生の話では、尋常性乾癬の患者さんの免疫異常は色々な症状に繋がりかねないということでした。
1)関節症状
2)メタボリック症候群
3)ブドウ膜炎
4)肝疾患
5)抑うつ
6)炎症性腸疾患
7)心血管疾患
など、これらは全て皮膚症状と同様、TNFαという蛋白質が関係しているらしいのです。
TNFαは免疫や炎症に関係するサイトカインの一種で、生態を抑制する上で大切な働きをしているそうですが、過剰に放出されると、サイトカインのバランスが崩れて病気を起こしてしまうのだそうです。

これまでの塗り薬で中々癒えないのは、手の届かない背中、余り薬を塗れない額、角質化してしまっている膝や踵、そして頭皮です。
夏場に薄着になると腕や足などの紅斑も気になります。
部屋の皮膚片の掃除の為、掃除機のごみパックは自室だけの使用でも1週間で一杯になります。
部屋の塵や埃の原因にもなっています。

生物学的製剤の治療対象の説明を見ますと、このように書かれています。
今までの治療で効果が得られなかった方で、皮疹が全身の10%以上にある方、難治性皮疹で悩んでいる方、関節痛や腫れなどの関節症状のある方が対象になりますと。

私じゃないか!と思いました。

ただしこの治療法が選択できない人もいるそうで、その検査をすることになりました。

乾癬性関節炎の先生に現状の症状を話しすることになった検査は関節エコー検査です。
手足の指や膝の周りなどをエコーで確認します。
所要時間は約20分くらいです。

3月にその検査結果の説明を受けました。
結論から言いますと、私の症状は若干乾癬性関節炎の疑いがありました。
続いて脊椎と腰椎のMRI検査を受けることになりました。
これは予約の都合で4月になりました。

簡単なアンケートを書いて、検査は耳栓をし、時間は約30分くらいでした。

5月に検査結果を聴きに行きました。
すると、疑われていた乾癬性関節炎ではないことが判明しました。
また、私の腰椎は通常の人より多い6本と判明しました。
腰痛になる人が多いとのことでしたが、私は今のところそういう傾向はありません。

続いて、その先生のお薦めで神経内科を受診することにしました。
神経内科は母の病の際にかかったことがありました。
受診は6月になりました。

平衡感覚のテストは母の時と同様にされました。
こちらでは頭部と頸部のMRI検査を受けることになりました。
検査は7月です。

また、6月の乾癬皮膚科の方では、血液、尿、心電図、胸部X線検査などを受けました。
さらに、6月の別の日に、ツベルクリン、CT検査を受けることになりました。

生物学的製剤を使用すると、免疫力を損なうので、余病があったら受けられないのです。
癌、結核、脱髄疾患などがないことが条件なのです。

7月に乾癬皮膚科の方の検査結果の報告を訊いてきました。
検査結果では、以前に脳梗塞になっていたことが解りました。
先生の話では、これも免疫以上で起きたかもしれないので、この治療を早く始めるべきだということでした。
検査結果としては生物学的製剤を受けることが可能であると結論が出ました。

あとは8月に神経内科を受診し、その週の週末に生物学的製剤の一つ、ヒュミラという薬を注射する方法を始めることになりました。
この注射投与は2週間ごとになります。
高額療養費制度を市役所に申し込んできました。
これを先に申し込むことで、月額上限までが自己負担で、それ以上の負担をせずに済みます。
毎年7月末までの期間なので、その更新手続きをする必要があります。

中々手続きや検査が長いでしょう。

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by sumomojam39 | 2016-08-02 22:54 | 病関連