人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ロンドン五輪も閉幕

帰省ラッシュのニュースが流れる季節となりました。
今日は月遅れ盆の迎え火の日です。
オリンピックも閉会式を迎えてしまいました。
終盤に金メダルが2個、しかも、男子に出たことで最期まで盛り上がった気がします。ボクシング男子ミドル級決勝で、 村田諒太選手が48年ぶりの金メダル、とレスリング男子フリースタイル66キロ級決勝で、米満達弘選手でソウル五輪以来24年ぶりの金メダル、女子バレーも1984年のロサンゼルス五輪以来の28年ぶりの銅メダルでした。その他、メダルではありませんでしたが、男子マラソンで中本健太郎選手(安川電機)が日本人トップの6位に入り、日本勢2大会ぶりの入賞、新体操団体、通称フェアリージャパンも12年ぶりの7位入賞、競歩も女性の方だけ見ておりました。

結局、金7個、銀14個、銅17個の合計38個となり、2004年のアテネ五輪の37個を抜き、史上最多となったそうです。
ただ、金メダルの推移を見てみますと、1964年の東京五輪(男15、女1)と2004年のアテネ五輪(男7、女9)で最多の16個でした。
お家芸と言われていた柔道が、1992年のバルセロナ五輪から2004年のアテネ五輪まで全体に占める金メダル率が5割以上となっていたそうで、今回は、男0、女1の計1個と、全体に占める金メダル率は1/7(14%)となってしまい、柔道の強化対策を見直す必要がありそうです。

メダルは取れなくっても、こういう4年に一度の競技会に合せて頑張ってきた選手たちは尊敬できます。マラソンもみな完走しましたし、男子サッカーも始まる前に想定していたよりも、見どころが多かったと思います。今回はウェイトリフティング、フェンシング、競歩など、普段あまり見ることのない競技もルールを確認しながら楽しむことが出来ました。

一番がっかりしたのは、後から聞いた柔道の篠原監督の態度です。
銀メダルに終わった選手の事をほったらかしに会場から姿を消していたり、翌朝、その選手の事を茶化していたりしていたのにもかかわらず、最終的に男子の金メダルがゼロに終わると、精神論をぶちかましたと。
日頃の練習で叱咤激励するのは解りますが、優勝できずショックを受けている選手にする態度として、余りに人間失格者だと感じました。と同時に、この人のもとで日本の柔道とオリンピックの柔道との相違はいつまでも解るはずが無く、それでは勝てるチームは作れないと感じました。

競泳チームに27人全員でという言葉が出たり、卓球のように個人よりも団体でとりたかったという言葉が出たりする中、柔道はその成績も伴わなかったのは、こうした人間関係からきているのではと感じたのです。

しかし、全体的に見ると、バラエティよりも当然クオリティは高く、また、感動を心に焼き付ける、頑張ろうと思う心を養ってもらえる、そして兄弟親子、周りとの関係がとても素晴らしい選手たちに感動を貰えた期間になりました。
4年後はリオですね。

by sumomojam39 | 2012-08-13 06:03 | 世間話