人気ブログランキング | 話題のタグを見る

バスツアー

早くも師走、今年もあと一か月になりました。
昨夜夜半からの雨がそぼ降り、一段と寒い朝になりました。
今年は、比較的温暖な陽気で、寒暖の差が余りない所為か関東地方の紅葉の色づきが余り良くない、また、関西地方も例年よりも少し遅いと、先日、ツアー添乗員さんに聴かされました。
先々月、初めて一人でバスツアーに参加しましたが、実はこの秋から冬にかけて、毎月一度ずつ予約を入れていました。

10月は、山梨の富士五湖方面、11月は、茨城の袋田方面の紅葉、そして12月は、千葉房総の養老渓谷散策です。

実は、12月の予定は明日に迫っています。あいにくの天気になってしまいそうですが、防寒対策などを含め、今から楽しみにしています。

折角、バスツアーに参加するので、調査も兼ねて検討しました。
前回の山梨のツアーと次回の千葉のツアーは、クラブツーリズムのもので、11月の茨城バスツアーは阪急交通社のものです。
クラブツーリズムのものは、春日部→せんげん台→南越谷というように進みます。阪急交通社のものは、岩槻→春日部と進みました。

出発点が春日部の場合、バスに乗り込むのには余裕があります。中継点の場合は、当然のことですが、時間厳守です。
バスツアーの場合、キモになるのはトイレタイムです。
意外に知られていないことですが、トイレタイムは想定外にとられるもので、それによって時間の行程がズレまくります。
参加者の多くが年配なこともあり、トイレに行くインターバルは、結構深刻な問題です。トイレの近い人は、水分を取るのをコントロールしてもらいたいところですが、得てして、SAでトイレを済ませた後、熱々のコーヒーを買ってきたりするのが多いのもご年配の習性なようです。

しかも、かなり時間感覚もモラルにも寛容になられており、加えてお耳が遠くなってきていることも重要なファクターです。添乗員さんに、前方の座席の方が、緊急のトイレを申し出、それに伴い、近くの公園やコンビニの傍で緊急停止。それを添乗員さんが伝えますが、後方の乗客はその伝聞が伝わらず、暫く停車してその対象客がバスに戻ってくる頃になって、「私も行きたかった。聴こえなかった。」と文句を言うケースも度々あります。

ベテランの添乗員さんは、バスは緊急で停車したのであり、できるだけ決まった休憩地にてトイレを済ませることで、行程の時間を守っていきたいと訴えます。そして、その緊急停止の時間、対象のお客様が戻られるまで、過去の添乗時の逸話などを楽しくお話しされるのも、ベテランならではなのです。

ツアーには、食べ放題などのお食事をメインとしたもの、散策をメインとしたもの、景勝地網羅をメインとしたもの、紅葉見物などの季節感をメインとしたものなどがあり、また、バスの種類にも大きく二通りあるようです。
移動手段としてのバスに、リラックスできるとかトイレ付だとかの御寛ぎ空間にするタイプがあるのです。

私は、これらを踏まえて、旅の選択をしました。
山梨は、景勝地網羅、そして、忍野八海散策が第一の目的でした。
茨城は、季節感を味わう気持の良い散策ができること、そして、お弁当の充実が第一の目的でした。
千葉は、28席限定のアメシャスプリンスというバス。これはトイレ付、そして社内スリッパなど、移動時間のリラックスが望めます。そして、一度は行ってみたかった養老渓谷散策、寿司と浜焼き食べ放題というのも魅力です。

千葉のものはまだ行っていないので、これ以上詳しくは書けませんが、これまでの二つのツアーについて感想を含め、纏めてみます。

冒頭にも触れましたが、今年の関東地区の紅葉はかなり期待外れだと言われております。

山梨の場合、コスモスも台風被害のため、紅葉はそれ以前に立ち枯れという状態になり、さんざんだったと思います。赤いのは、ナナカマドくらいなものでした。時期も早すぎたと思います。最も、私の目的は忍野八海中心だったので、紅葉には期待してませんでしたし、天候が抜群だったので、初めて行った富士山五合目での景観も最高でした。

茨城の方は、袋田の滝、竜神峡、花貫渓谷を回りましたが、こちらの景観は格別なものでした。ツアーのタイプも比較的散策時間をたっぷりととられており、おかげでそのポイントポイントのフィールドを自分のペースで楽しむことができました。袋田の滝では、トンネル内を網羅するだけでなく、つり橋を渡った先にある袋田自然研究路という一寸ハードな階段を途中まで登って行きました。滝を違った視点から眺めることができたのは、たっぷりと取られた散策時間のお蔭です。
加えて一寸奮発して幕の内弁当から12マス弁当というものにしましたら、これが大当たり。実は散策に夢中でお弁当を食べる時間も惜しいくらい歩き回ったのですが、前回の本当におまけ程度の付属弁当に比べたら3段以上段違いでした。

山梨は、4980円+保険500円+お土産・お買いもの11446円でした。
茨城は、5990円+弁当ランクアップ代600円+竜神大吊橋通行料270円+駅往復交通費と飲み物代などで、1000円弱でした。

茨城ツアーは買い物は、極力控え、旅を堪能することにしました。工場見学などがないので、土産物などで余計な出費をせずに済んだのは、結構ありがたいと感じました。

バスツアー、工場見学など旅行会社と土産物店のタイアップがあると、ツアー参加費以外の出費がかさむように感じます。買い物を楽しむならば、それも良いものですが、できればその土地の物までにして、余計な出費は控えたいものです。

by sumomojam39 | 2011-12-01 11:46 |