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高校野球地区予選観戦ばなし

大変遅くなりました。前回の放送、7月11日の番組のオープニングの続きになります。
安住さん、以前も番組で高校野球フリークぶりが話されてきましたが、今回は地区予選でのひとコマを紹介してくれました。
話は、先週行った際の話、そして、例年見かける安住さんが好きな風景の話です。

この時期、もう夏の甲子園に向けて地区予選が始まっているそうです。
安住さんは、平日がお休みだったり、また仕事がある日でも、仕事と仕事のスケジュールの合間がポコンと五時間くらい空き時間があったり、そんな時は日向ぼっこを兼ねて、高校野球地区予選の観戦に行くことがあるそうです。
観戦する場所は、試合が良く観れる、通が好むバックネット裏。そこでのことが紹介されました。

安住:今、ちょうど二回戦ぐらいですから
中澤:ええ~
安住:ま、チョット強豪校も、ま、中々そこまで及ばない高校も
中澤:んん
安住:も本当に混ざりながら戦っているという状況なんですけれども
中澤:ええ、ええ
安住:ちょうど先週行ったのは二回戦だったのかな
中澤:はい
安住:そんなにやっぱりお客さんはいないんですよ
中澤:んん
安住:でも、バックネット裏に
中澤:はい
安住:うわっしゃりと、おじさんがうわっといるんですよ
中澤:へぇええ
安住:あの高校野球大好きな
中澤:はぁ~
安住:大体60歳から80歳くらい
中澤:へぇ~
安住:年齢層がものすごい高い
中澤:はぃえぇ~(裏でAD中山さんの笑い声がします)
安住:男性ばっかり
中澤:男性ばっかり!
安住:しかも、バックネット裏の日陰オンリーね
中澤:あっははぁ~
安住:日向には一切出て来ない
中澤:暑いです~ふふふ
安住:あはは、で、こう階段登って
中澤:はい
安住:チョットね、灰色のあのコンクリートの階段を上ると眩しい日光がバーンと飛び込んできて
中澤:んん
安住:チョット視界がブラックアウトしてね
中澤:あっ~
安住:何かこの一瞬周りが見えなくなって
中澤:ええ
安住:少し目が慣れてくると暗闇に60から80の男性、うわっ~みたいな
中澤:っはははははは(背後で中山さんも爆笑中)
安住:何だ、ここはみたいな
中澤:うわっはははは
安住:ま、野球はどちらかと言うと結構ね年配の方がお好きということもありね、ええ
中澤:んん
安住:株主総会か?!みたいな
中澤:んはははははは・・・・
安住:特に平日の場合は
中澤:そうですね、重役級の
安住:んん、重役級の、ええ
中澤:ええ
安住:また7月の陽気で皆さん程よく汗ばんでいるんで
中澤:んん
安住:風が吹くと、一気にこう~
中澤:ふふっ
安住:かほりが
中澤:ふっははは
安住:胸に飛び込んできて
中澤:はははは
安住:おじさん好きにはもうホームラン級の喜びっていう
中澤:はははは
安住:もう本当にすごいんですよ
中澤:かほり?!
安住:かほりがねっ
中澤:ふふふふ
安住:本当にバックネット裏の日陰にうわっ~といるから
中澤:ふふふふ
安住:高校野球好きなんでしょうね
中澤:そうですね(笑いながら)
安住:青少年のね、プレイが好きなんですね
中澤:ふふふふ
安住:すごい風が吹くとすごいの
中澤:はははは

安住:あんまりあの女性の方は野球、観る経験がないので、解らないと思いますけれども、野球観戦で一番観やすいのはバックネット裏なんですよね
中澤:そうなんですね~
安住:キャッチャーの後ろですよね
中澤:んん
安住:大体、この辺りにその野球好きだっていう、ま、私も含めてですけれども
中澤:んん
安住:おじさんがうじゃ~っと座っている
中澤:へぇ~
安住:それから、当然、1塁側と3塁側のベンチの後ろ側、内野席
中澤:はい
安住:1塁側内野席、3塁側内野席には、それぞれのチームの応援団
中澤:ええ、そうですね
安住:お揃いのメガホンなんかを持って陣取っている訳なんですけれども
中澤:は~、はい
安住:で別にどちらのチームを応援するでもなく観る人たちはバックネット裏、或いはまあ外野席の芝生席が開放されているとその辺にいるんですけれども
中澤:へぇ~
安住:それで、私なんかも、こうチョットこの、日陰を求めて移動を繰り返したりとか
中澤:はぁ~
安住:チョットあの前の人が余りにも高校球児に悪態をつくんで、チョット離れたいなとか思う
中澤:はあ~
安住:そんなこう、席を移動していると、チョットねうっかりね、どっちかのサイドに客観的に観ると入ってしまっている時があるんですよね
中澤:んん
安住:1塁側の或いは3塁側の
中澤:んん、んん
安住:チョットなんか微妙なんですよね、別に線引いてあるんじゃないんで
中澤:あっそうかそっか
安住:で、こう1塁側、3塁側のチョットどっちかのねエリアに入っちゃう場合があって
中澤:はい
安住:そうするとこう200海里経済水域みたいなもので、あっこの人3塁側に座っているなと他の人から認識されますと
中澤:はあはあ
安住:これ領空侵犯になりますから
中澤:はあ
安住:スクランブル発進
中澤:んん
安住:がかかっちゃう訳なんですね、戦闘機がヒューって飛んでくるんです
中澤:はあぁ~
安住:父母会のお母さんが飛んでくるんです
中澤:へぇ~(後ろで中山さんがウケてます)
安住:冷えたウーロン茶を持ってやってくるんです
中澤:へえっ!すごいっ
安住:チョットね
中澤:はい
安住:日陰求めてこう移動してて、チョット3塁側とかに入っちゃうと(笑いながら)
中澤:はあ
安住:あっあの人座ったって思うと
中澤:はあ
安住:父母会のお母さんがスーっと飛んでくんの
中澤:すぅごい
安住:物凄いスピードで飛んできますよ
中澤:ほぉ~
安住:えっへへ
中澤:観てらっしゃるんですね
安住:で「OBの方ですね」なんて言われて
中澤:えぇ~
安住:「今日は応援よろしくお願いします」なんて言われるんですよ
中澤:へえ~(安住さんのお母さん声色に中山さんウケまくり)

安住:たぶん経験ある方、いらっしゃるんじゃないかなと思うんですが
中澤:へえ
安住:本気であの甲子園狙っているようなチームは後援会の体制と言うのが
中澤:はぁ~
安住:驚くほど機動力を持ってまして
中澤:へぇ~
安住:選手に負けず、良く走る、統率がとれている
中澤:へえ~
安住:当然ね、あのOBの方とか
中澤:んん
安住:関係者の人が当然応援するだろうということで座って
中澤:んん
安住:でまあ、熱中症対策みたいなものでいろいろ、団扇とかメガホンとかと一緒に
中澤:はあ~
安住:お茶を出してくれるような
中澤:はあ~
安住:あのしっかりしている学校があるんですよ
中澤:すごい
安住:まあ強豪校とかと呼ばれる高校ですけれども
中澤:すごいですね~
安住:もうそういうことで日陰を求めてウロウロして
中澤:ええ
安住:別にそのチームが贔屓って訳じゃないんだけれども
中澤:はい
安住:チョット座った場所に寄っては
中澤:はあはあ、はあはあ
安住:もう「OBの方ですね」なんて言われちゃう
中澤:へぇ~
安住:で、チョットこっちも喉乾いてるもんだから、こう手が出そうになっちゃたりして
中澤:はははは・・・
安住:いいえ違うんです、御免なさいって言う場合もありますし
中澤:はい
安住:でもやっぱりそのペットボトルなり紙コップに入ったウーロン茶を父母会の人が出してくれた手前
中澤:はい
安住:向こうも違うと言ってもそのまま進めてくれる時もあって
中澤:ああ、そうでしょうね、そうかも
安住:「折角なんでどうぞ」なんっつって
中澤:ええ、ええ、ええ
安住:で、私も実はそれ、受けちょっちゃ、受け取っちゃったことが三回くらいあるんですけど
中澤:あん、ええ、ええ、ええ
安住:で、飲んでね、御馳走様でしたなんてことになるんですけれど
中澤:はい
安住:そうなると人間弱いもので、もう中立なんて言ってられないですよね
中澤:はっはは~、そうですよねっ!
安住:もう全然どの高校出るか全く解らず行ってるんだけれども
中澤:はは
安住:もうお茶飲んじゃった手前、もう関係者になっちゃって、ええ
中澤:ははっはは
安住:お茶を貰った関係者の一人として
中澤:ははっはははは・・・
安住:もう3塁側応援しなくちゃいけない
中澤:そうですよね~
安住:ピンチの時は神妙な顔つきをしたりね
中澤:ええ
安住:校歌を唄う時は懐かしいな~的な演出までして
中澤:はっははははははは・・・・(中山さんも大爆笑)
安住:望まれるべき関係者の姿に大変身!
中澤:はははは、細やかですね
安住:細やかですよね
中澤:はははははは

安住:その父母会って言うんですか、後援会、主にまあ選手のお母さんたちですけれども
中澤:はあ、ええ
安住:もうなんかすごくやっぱ気合が入っていて
中澤:ええ
安住:揃いのTシャツ着て
中澤:うん
安住:グラウンドでその高校生、選手がホームランを撃ちますと
中澤:はい
安住:スタンドではそのホームランを撃った息子のお母さんが
中澤:はい
安住:ハイタッチやってますからね
中澤:ああ
安住:一列に並んだ父母会の列にハイタッチみたいな
中澤:ええ~
安住:「ウチの息子が撃ちましたぁ~!」
中澤:へぇ~
安住:甲子園目指しているのは選手たちだけではないなという
中澤:すごいですね~
安住:みんな夢に向かってるんだなと言うことを実感いたしますが
中澤:はぁ~本当にそうですね~

安住:しかし一方、時として悲しい現実に出くわすこともあります
中澤:まあ
安住:こう、ま、東京都代表、失礼、東京都200校、300校当然ある訳ですけれども
中澤:はい
安住:当然そういう風な後援会がしっかりしていて、で皆さんに応援されて甲子園を目指している強豪校
中澤:うん
安住:もある一方で
中澤:はい
安住:当然、そんなに学校も力を入れてくれないし
中澤:ああ
安住:まあ、野球が好きなメンバーが9人揃ったので出ましたというようなチームもある訳ですよね
中澤:はい
安住:でまたその強豪校とそういうチームがいきなりぶつかってしまうというのも
中澤:ああ
安住:地方予選のね
中澤:そうか
安住:う~ん、正直なところで
中澤:はい
安住:う~ん、これがなかなか強烈なんですよ
中澤:ええ
安住:もう当然ね、10-0とか
中澤:はあ
安住:そういうスコアで、5回途中でゲームが終了みたいなことになったりもするんですけれども
中澤:へえ~
安住:で、強豪校とようやく9人揃いましたみたいなチームが、ま、全国大会では絶対あり得ない
中澤:ええ
安住:地方予選だからあるような
中澤:はい
安住:そういうカードなんですけれども
中澤:へぇ~
安住:そうすると、かたや1塁側には強豪校
中澤:はい
安住:もう、一回戦とはいえ、吹奏楽部はいるわ、チアリーダーはいるわ
中澤:おう~
安住:父母会お茶を持って配ってる
中澤:はい、はぁ~
安住:気合入りまくりですよ
中澤:え、大応援団
安住:大応援団
中澤:ええ
安住:物凄い吹奏楽部の応援がある訳ですよ
中澤:ええ~おぉ~
安住:ヒットを撃てば、ファンファーレなるし
中澤:ふふふふ
安住:1球ストライク入ったら太鼓なるし
中澤:ふっは~、へぇ~
安住:ねえ、先発メンバー呼ばれただけで、物凄い拍手な訳ですよ
中澤:へぇ~
安住:一方、9人揃いましたみたいなチームは(ここで想像して中山さん爆笑)
中澤:うん
安住:これね、冗談じゃなくて
中澤:はい
安住:3塁側、応援席、お客さんゼロなんです!
中澤:ウソでしょ~
安住:本当にあるのゼロが
中澤:ゼロですか
安住:う~ん
中澤:(絶句)
安住:かたやだよ!
中澤:ええ
安住:ファンファーレなってんのよ、ヒット撃つと
中澤:システマティックに
安住:うん、♪パァ~パァ~パ、パラパ、ラッパラ~♪って言ってんのよ
中澤:プロ野球みたい
安住:本当、一方、3塁側ゼロだよ!
中澤:(絶句)はぁ~、あ~
安住:うん、すごいんだ、ええ

安住:ま、それぞれね、学校の方針もあるし
中澤:ええ
安住:平日だから、一般の生徒は応援には行かせない
中澤:そうですよね~
安住:学業優先、ねっ
中澤:ええ、ええ
安住:父母会の応援も禁止しますみたいな
中澤:う~ん、う~ん
安住:逆に気遣い、ねっ、疲れちゃうから
中澤:ねっ、うんうんうん
安住:なので応援はしませんみたいな学校もあると思うんですけれども
中澤:そうですね~
安住:でも、やっぱりあれだけね、チョットね応援が違うと
中澤:ええ~
安住:選手たち、16歳、17歳の心にはどう映るんだろうなと思って
中澤:はぁ~(切ない声で)
安住:一人、バックネット裏で涙でございます
中澤:あぁ~(やや嗚咽系の切ない声で)

安住:まあ、選手たちはねそんなに感じてないのかも知れませんが、ええ
中澤:んん~
安住:ま、流石だな~みたいな、さすが私立の高校は凄いなみたいに思ってるのかも知れませんけれども、ね~
中澤:ん~
安住:で、試合終わって、ホームべースの前に2列に並んで、ま、コールドゲームで終わっちゃったりするんですけれども
中澤:え~
安住:「有難うございました」って、こう礼をする訳ですよね
中澤:うんうんうん
安住:そのあと今度はスタンドに向かって「応援有難うございました」の礼をこうする
中澤:嗚呼~
安住:まあ、甲子園なんかでもテレビでよく見る光景ですが
中澤:そうですね~
安住:ここまで言ったら、お分かりだと思いますが
中澤:はぁ~(やや嗚咽系の切ない声で)
安住:3塁側、お客さんゼロの高校がですよ、試合が終わってお互い礼した後に、スタンドの方に向かって、応援有難うございましたって礼をするっ…
中澤:ふふふ
安住:もう、泣いちゃって・・・
中澤:そうですねぇ~
安住:う~ん

安住:誰も居ないスタンドに礼をする気持ち、何をか言わん也!う~ん、何を感じているのかなっていうところになりますね
中澤:そうですね~、そうですねスタンド…に、有難うってことですかね
安住:どうなんですかね、まあ、決まりごとなので何となくやってるってのが…
中澤:ふふふふ、まあね、まあそうですけど
安住:ええ
中澤:試合させてくれたその
安住:環境に有難うございましたってことなのかな
中澤:道場に有難うっというような
安住:そうですね
中澤:はあ
安住:中々、応援席にお客様が一人も居ない野球の試合っていうのもですね
中澤:へぇ~
安住:非常に、あの~色々なものを感じさせてくれますので
中澤:そうですね~
安住:中々面白いですね

この後、いよいよ、安住さんが通な見方【新聞記者たちの活動】をレクチャーしています。
しかし、今回は結構長めになってしまったので、簡単にあらすじだけを記載しておきます。

【新聞記者たちの活動】
夏の大会はサンライズ系(朝日新聞)、春の大会はエブリデイ系(毎日新聞)。
腕章巻いて、ポロシャツ来て、左手にスコアブックを持って、応援席の階段のあるあたりに陣取っている新聞記者の一年生の女の子を観るのが好きな安住さん。

エブリデイの記者が試合中なのに座ってた的なチクリ合戦。
サンライズ系の不文律、試合中は座らない。

チクリの種類には…
あ~試合中なのに産経の記者、座ってた。
何かさっき、読売の人が試合中に球場を出ていった。
産経の人は、フィルムを取り変えようと思って座っていただけ。
サンライズは主催者なんですからもう少し精力的に取材しても良いと思うんですけれど…。
※これらを安住さんが色んな声色を駆使して話しています。

【地方予選中継の経費節約によるスタンドの光景描写】
TOKYO MX(東京メトロポリタンTV)、カメラの台数を5台に節約。
イニングが終了後、3塁側と1塁側を応援席の様子を映す為に、カメラが9往復。
カメラマン、カメラマンアシスタント(通称、カメアシ)達が、太い電源ホースを8の字巻きにして、1塁側と3塁側をカメラマンが走りまわる。カメアシがそれを追いかける。しかし、バテてしまい、カメラマンに追いつけず、ずっと真ん中で巻いてんだか解いてんだか解んない状態に…。
バックネット裏の年寄りが「(太い電源ホースに)あぶないな、これ。(中継のためのカメラマンの往復に、試合が)みえねえよ。」の文句。
やがて、カメアシ君は、ホースをだしてんのか、戻してんのか解んない状態になる。

by sumomojam39 | 2010-07-17 06:31 | ラジオネタ