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ラジオ君♂とラヂ子ちゃん♀

いつも読んでくださって、有難うございます。
今週も、いつも通り、安住紳一郎の日曜天国(以下、「にち10」という)を聴きました。
先週は、サイマル放送直前だったのですが、安住さんのサイマル放送に関する私見を前半に、そして、後半には、一点の曇りもない自慢話。では紹介しましょう。

サイマル放送が開始されて

先週の月曜、3月15日にスタートしたサイマル放送。にち10も今日から開始されましたが、安住さんは、実は通常のラジオ放送しか聴いておらず、パソコンを開いて、インターネットで聴く気持ちにならなかったと。これを「別に」と表現されてます。

難聴取地域(三浦半島、座間、綾瀬、開成町、外房など、番組では、過去3年間調査をして参りました)ではクリアな音質で、ラジオ各局各番組を聴くことができるので、良いというご意見もあれば、雑音があるのがラジオの良さだと言われる方もありと、賛否両論を展開されました。

続いて、生島ヒロシさんのクシャミがリアルに聴こえ過ぎてシャレにならないと言う意見が来ていると、風の噂に聞いたと。スタジオの紙をめくる音や唾を飲み込む音がリアルに聴こえるのも、嬉しい、耳触りの両方があるらしい。しかし、安住さんはここでも、安住さんならではのアイロニーが織り交ぜられました。永六輔さんの声は余り変わらないという意見が、風の噂で聴かれると。安住さんは、永さんを大変尊敬はしているのですが、事実として伝えたと。

電波を聴くのをradio(♂)、インターネットで聴くのをradiko(♀)。安住さん的には、この名前は定着しないんじゃないかと言われております。私たちは、ハッシュタグという機能を使って、「 #radiko」と打つので、否応なく定着させられます。

聴取地域が限られており、試験に入れろと北日本の方が怒りださないか、不安を抱いているそうです。運用初日(3月15日月曜)の利用状況では、述べ聴取人数1,043,786人。一人あたりの平均アクセス数が、3.5回。これを噛み砕くと、大体30万人位の方が3つの番組をインターネットのradikoで聴いたんじゃないかという結果だそうです。

これでもピンとこないという方のために、安住さんは、様々なデータを駆使して説明してくれます。従来通り電波で聴く人10人に対し、新しいシステムのネット聴取者が1人という割合になるそうです。ただ、この分析をもってしても、この新システムの利用者が、電波聴取からの乗換組か、このシステムでラジオ初聴取の新規の人かはまだ不明とのことです。これについては、次回のスペシャルウィークの統計と勘案して、調査して行くことになるだろうと。

さらに気になるデータによると、1アクセス辺り、10分42秒。このデータの意味は、radiko聴衆者が、10分で他局に移ったり、10分でラジオを切ってしまうということで、大変せっかちな客だと説明されました。お二方の分析では、radikoのチューニングが楽だから、ザッピング客が多いのではと。
安住さんはこれを受けて、ラジオ番組が、現在のテレビの悪い傾向、「CM前の煽り予告」ということが始まってしまうのではと、懸念を示します。

安住さんのサイマル放送に対する懸念

安住さんは、「コマーシャル前の煽り予告」と言いながら、悪い目(つき)をされたようです。民放の悪習だと。気分高めて高めて、いつ亀田の試合が始まるんだ。いつフィギュアのショートプログラムが始まるんだと、放送局からお金をもらっている私でさえ思いますと、率直なことをお話になられました。もしかすると、今後ラジオでもこんなことが始まるかもしれない…。私はそういうことをするつもりはありませんがと前置きをされ、困ったところからそういう手法を取るところもあるかも知れないと…。

(かしこまって)
安住:西東京市、しげ爺さんからメッセージをいただきました…。
(「ははっ」、という含み笑い後)このメッセージはこの後すぐです。

中澤:はははは、ははははは~ん(バカ受けです)

安住:もうやめてって感じですよね

安住:それではここで一曲お送りしましょう。80年代一世を風靡しましたあの人気グループ、リクエスト曲はこのあと、CMの後です。

中澤:ははははは~ん(バカ受けです)

安住:そんなの聴いたこと無いですよね。

中澤:(クロストークで)曲も…、曲まで…(笑いながら)

安住:曲も全部、全部じらすみたいな

安住:ビックリしますよね

中澤:でも、なんかちょっと待っちゃうかも、はははは

安住:なんかちょっと、新しいね状況からこんなこともあるんじゃないかなって、悪い予想ですけれど。

赤字の放送局に対し、是非ラジオを聴いているみなさん、どんどん変えて行ってくださいと、安住さんはリスナーに対し、前回と同様にリスナーへの働き掛けを訴えていました。

サイマルで初めて聴かれたリスナーへ

3月15日から開始したサイマル放送なので、にち10はインターネットラジオ初めてですから、初めてこのにち10を、radikoによって聴くという新規のリスナーもいらっしゃるのじゃないかと前置きし、これらの新規のお客様が番組に対し抱く感情を交えつつ、これまでの放送内容を回想します。

いきなり何なんだ。始めて入ったお店で、店員にジロジロ見られるような、もしくは、インターネットで聴いてみたら、今度のお客さんはせっかちだみたいなことを延々言われてるような。アレっ歓迎されてないのかな、みたいな。もう17分たっていますから、「うるせっーよ」、ぱしッって他の局に替えられ、「はぁ~良かった」と言っているかもと。

「いきなり何、いきなりなに文句言ってんだよ」みたいなこともあるわけでしょと。このお客さんはどういうお客さんなのかなみたいなことを言ってるわけでしょ。
(店員側が新規客に向かって)買うの買わないの、お金持ってんのか、お金持ってるんだろうな、って。

ラヂコで聴いている人は、せっかちだと因縁をつけられ、おそらく、自分は10人に一人なんですけど、聴けば見えてくるじゃなくて、聴けば観られている気がするような、とても嫌な内容の放送になっているのでは、と振り返りました。

以上が、サイマル放送初回にあたっての番組からの挨拶でした。

結論といたしましては、「過渡期ドキドキ」ですと。

今回は、この後の内容をわけて記事にします。
続きは、4時間後くらいになるかな。

by sumomojam39 | 2010-03-22 00:24 | ラジオネタ