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Twitterしながら日曜天国

今週も「安住紳一郎の日曜天国」を聴きました。
今回は、いつもにも増してとっても面白かったです。特に、今回はインターネット放送という試みのお陰で、音質も良く、また、日頃ポッドキャストでしか、お聴きになれない方にも聴いていただくことができ、大変有意義な企画だったと思います。この方法での受信ですと、海外でも聴くことができるということで、アシスタントの中澤有美子さんのブログ「ゆみナリ」では、毎度のことなのですが、前日にちゃんと告知されていました。

また、さらにTwitterのハッシュタグがHPで「#nichiten」と紹介されていたため、放送中もまた放送が終わっても、沢山のご意見や途中涙声になってしまわれた中澤さんへの応援など温かい書き込みも多く観られました。私も、ここに指定される前に、このハッシュタグをみつけていたので、結構、早めにアクセスすることができたのですが、驚いたのはその反響。その中の記事を読むだけでも結構楽しめて、お出かけリサーチなどは、生ではほとんど聴けておりませんでした。

安住さんの番組冒頭のトークは、天気の話と思いきや、そこから春めいた都会の男性のファッションへと移りました。どうやら、EXILEの新ボーカルオーディションのために、多くのイケメンが歩いていたらしく、安住さんも少し感化され、胸元のボタンをひとつ外されたとか。

天気予報に続いて、今週のレイティングの話、そして、リスナープレゼントの紹介がされました。千葉県香取市和郷園のアイベリー(愛ベリー)というイチゴの王様、これはイチゴにもかかわらず、トウモロコシのように横から食べてみたいと、また横から食べても両サイドが余るほどの巨大なサイズと説明されておりました。
アイベリーの説明は、これにおさまりません。

へた側から、歯触り、舌触り、味、汁気などを楽しみながら、2・3口程度で最期のひと口まで到達する。4口程度で食べるときは、返品してください。と、少しハイな感じがここで、安住さんに現れています。中澤さん、すかさず爆笑。
リンゴとか梨を食べるように、グっグっグっと、もう禁断の味でございます。
そして、さあクライマックスです。今までとの甘さの違いを楽しみながら、最期のひと口をゆっくりと味わいます。そして、最期の一口を食べてしまったら、舌に残った味わいを感じながら、ゆっくり「ホーッ」と息を吐き、喉の奥からこみ上げてくる香りを楽しみ、幸せの余韻に浸る。
※食べ方はお客様の自由なので、思うがままにご自由にどうぞ。
このイチゴ、特大サイズで、1ケースに8~9粒入って、市販価格5,000円相当、これ欲しかったなと聴き直して、また思い直しました。

すっかり、イチゴの口になってしまうような表現ですよね。
最期の、好きに食べて的な、落ちにウケました。
悲劇的なことですが、これだけ賞品の紹介をされた所為でしょうか、皆さんからの応募の内容がとってもレベルが高く、とても採用されるようなエピソードが思いつきません。というより、話を聴きながら、ツイッターを読み、そして書いているうちに、あっという間に2時間が過ぎて行きました。ツイットの中でもどなたかが書かれておりましたが、本当に日曜のこの番組が終わった後は、オリンピックの男子フィギュア観戦後のように、燃え尽きてしまいました。もう、日曜も終わってしまったというような喪失感さえありました。

お仕事の都合で海外、勉強の都合で海外、犯罪を犯して海外という方に向けて、インターネットラジオの放送も紹介し、きっと日本が恋しくなるんじゃないでしょうかねえ、早く帰ってくればいいのになどと、安住さんのハイテンションに拍車がかかっております。中澤さんも中山さんも、この安住さんのノリに苦笑しております。この理由が後の話で解ります。(10分経過)

ここで、ようやく先週の反響が高かった話「鼻濁音」へと話が進みます。
先週は冒頭と後半にこの鼻濁音の話をされたことに触れ、それがラジオ聴取者から思いの外反響があり、プレゼントの応募よりも鼻濁音に対する意見のお便りなどの方が多かったそうです。スペシャルウィークプレゼントは、毎週、鼻濁音でも良いんじゃないかとここでも安住さんの尋常でないハイテンションぶりが…。
さらに安住さん、鉱脈をみつけた感じという表現で、「鼻濁音」、「半濁音」、「破裂音」みたいに1年間説明を続けようかとも。中澤さんも「鉱脈!」ってつぶやき笑っています。安住さんの舌鋒の鋭さが増します。「なんとなくみたいな、あらららみたいな、そんなに喜んでくれるならみたいな」と言えば、中澤さんも「こんな話で宜しければ」と重ねます。絶妙なコンビネーションですね。

「冗談はさておきまして」と鼻濁音。使う人、使わない人、知っている人、知らない人、気になる人、気にならない人、本当にはっきりと二分するような話でして、本当、人口を二分するんじゃないかというようなそんな感じで、と言われた後、またハイテンションになっていきます。
タマゴ焼きに砂糖を入れるか入れないか、スイカ食べるときに塩をふるかふらないかみたいな、或いは、性交渉の時に電気つけるかつけないかみたいな。その前にシャワー浴びるか浴びないか。と言いかけたあたりで、中澤さんの「行き過ぎですよ!」っていう見事な突っ込みが差し挟まれる。
安住さん的には、全世界の(インターネット放送を楽しまれる)方々に、ジャパニーズユーモアを楽しんでいただいた、と言っておりますが、間違いなく安住さんの悪のりです。中澤さん等のギャラリーは大爆笑です。

ここで、もとのテンションに戻されて、温度差のある問題であると同時に、それに若い人たちが最近使わなくなってきているという問題がこの問題に拍車をかけてきていると。
使う地域、使わない地域については、先週のブログに記載しておりますので、おおよそは割愛します。番組と千葉とのかかわりについても、サラリと触れていました。
東北は鼻濁音天国だそうで、言葉によっては、鼻濁音を使わないと話すことができないものもあるくらいだとか。まあ、地域だけじゃなく、個人差はありますと。

電気をつける消す問題に再接近、小芝居が出ます。「えっ、つけるの」「消しましょうよ」「いやいやつけるんだって」と繰り返したところで、再度中澤さんの「ハイ、ハイ、ハイ、ハイ」という静止が。思わず安住さん自分で歯止めが利かないことに「すみません」と中澤さんにポツリつぶやきます。中澤さんは「解りました、解りました」とちょっと安住さんの壊れたテンションにブレーキをかけています。
ここで安住さん「本当に申し訳ない」と、言ったすぐ後「ちょっと昨日寝てないもんですから、皆さんにとっては日曜午前かも知れませんが、私にとっては土曜深夜ですから…、あくまで、あくまでね、あくまでね」と、ここからは息継ぎも儘ならぬテンポで怒涛のように「小学生、中学生の皆さんごめんなさい、本当に申し訳ありません」「私も小学生、中学生の時にこんなことを言う大人は大嫌いでした。ただ埃に塗れただけなんですけれども…」「意外に大人になると軽く受け止められる自分がいるっていうのも意外ですが」っと言い切りました。ここまで、中澤さん爆笑したり、安住さんを制したり、アシスタント業を堅実に務められています。

ここで、話を先々週の三重県の女子高生の話に戻します。
安住さんは、正直なところ、先々週の電話の際の彼女の印象はあまり芳しくなかったように感じられました。飲み込みが良くないというか、ちょっと受け答えも、ギャルっぽかったという印象のためなようです。
安住さんは、それでも彼女の住む三重県の鼻濁音使用分布を確認されたようです。地理的な条件もあり、かなり使用されているところの分布が入り組んでいるとのことでした。
安住さんならではの分析が語られます。小学校、中学校は、自宅付近にあることろに通うと思いますが、高校になるとちょっと離れたところに行くのだろうと。そこで、いきなり鼻濁音を使わなかった地域からやってきた投稿者が「なんだその発音はと」言われる状況は解る気がすると。友人の前でお蕎麦もすすれないほどの多感な時期という表現は、深夜枠の安住さんのテンションが語らせているのでしょう。多感な時期という表現に、「そうでしたよね」という合いの手を入れる中澤さん。助長していく安住さん。「チョットしたことが恥ずかしい、鼻血出したら一生の恥みたいな」「そうそうそう」の中澤さんの言葉にのせて、安住さんはまた、鼻濁音のないバージョンとあるバージョンの「ガ・ギ・グ・ゲ・ゴ」を交互に連呼します。中澤さんの爆笑の中、さらに追い打ちをかける安住さん。「何で鼻に抜けてるの、何で鼻に抜けてないのみたいなのがあるわけでしょ、三重の高校では」と。

それで三重の高校生は悩みに悩んだ挙句、関東の放送局に。(中澤さん、クロストーク:「大問題だ」)多分、三重の放送局には送れなかったんだ。(中澤さん、クロストーク:「そうか、そうか、そうか、そうですね~」)多分、東京のね、離れたおじさんに相談だってことでね。そんな感じで私、涙こぼれる寸前でしたよ。(中澤さん、クロストーク:「そうでしたか~」)悩んでたんだなって思って、その割にす軽いななんて。
「す軽い?!」って中澤さんのリスナーに代わっての安住さんへ問いかけ。
安住さん、三重の女子高生の話し方のマネをする。投げやりな感じで。
中澤さんも同じようにマネをする。どこまでアシスタントなんだ。

安住さんは、音楽の先生に習った話をされます。歌は「仰げばとおとし」
先週の復習をされます。
これも、前回のブログに書きましたので、割愛します。
安住さんは、間違った使い方をして笑わせています。
安住さんの発音は「ネイティブですから、海外で聴かれている方には、ちょっと」とか、あいだに笑いを挟むことも忘れずに。中澤さんの笑い声と「気持ち悪いですね」の突っ込みが絶妙です。「すっごい違和感があるんですね、間違えるとね」という中澤さんもサボらずに、安住さんの説明に説得力を持たせる相づちを。
「午後5時半」の発声のヨーデルでは、この長話に若干もう自重されていました。(24分経過)

そして、ここでようやく、三重の女子高生(ウー子さん)に電話をかけますが、その前にウー子さんの伝言を読み上げます。

先週の放送を一年生一同(3名)で拝聴しました。
みんな笑って、その後「ホルスタインなどの乳牛」を連呼していました。怪しい放送室でした。さらに、帰宅後、母が作ってくれたココアを母が「ホルスタインなどの乳牛から出る牛乳で作ったココアです」と出してくれました。どうやら母も聴いていたみたいです。

「イケるんじゃないでしょうか、どうですかね」と言いながら、ダイヤルをします。ポツリ「ただこの娘の問題、若干やる気がないんだよな」と。
今日は日曜日、家にいますかね。と話で繋ぎますが、ウー子ちゃん電話には先日より遥かにやる気を感じる声で登場です。

ウー子:「もしもし」
安住:「もしもし、TBSラジオの安住と申します」
ウー子:「おはようございます」
中澤:「おはようございます」
安住:「おはようございます」
ウー子:「おはようございます」
安住:「元気ですかっ」
ウー子:「はい、元気です」
安住:「本当ですか」
ウー子:「はい」
安住:「鼻濁音の練習知ってますか」
ウー子:「鼻濁音の練習は、しようと思って知ったんですけれど、ちょっとまだ習得できていません」
安住:「ちょっと習得できていないか、そうか」
ウー子:「はい」
安住:「やっぱり難しいですか」
ウー子:「はい」
安住:「発音自体が難しいですか」
ウー子:「はい、聴きとることも難しいです」
安住:「聴きとることも難しいですか、そうか、やっぱりね、使わない地域だもんね」
ウー子:「はい」
安住:「でも、放送部の活動だと注意されるんだ」
ウー子:「はい、なんか、ごんごんごじ(午後5時)になっているわよって言われます」
安住:「ごんごんごじ、そうか難しいね、午後5時はね」
ウー子:「はい」
安住:「午後5時は一番結構レベル相当高いぜ」
ウー子:「そうですよね、何で言わせのかちょっと解らないんですけれど」
安住:「何で言わせるか解んないよね、本当だよね、解る」
安住:「あの、私がぐらいはイケるんじゃないか、どうだろう」
ウー子:「私が」
安住:「おおっ、イケてるイケてる、スゴイ、出てるよ」
ウー子:「本当ですか、有難うございます」
安住:「レベル上がるよ、早速、ご機嫌伺いって言ってもらえますか」
ウー子:「ご機嫌伺いですか」
安住:「そうそうそうそう」
ウー子:「ご機嫌伺い」
安住:「おっ、出てる出てる、特に最初なんかすごく綺麗に出てたよ」
ウー子:「本当ですか」
安住:「素晴らしいですよ、レベル上がるよ、ご機嫌伺いに上がりましたがと言ってみよう」
ウー子:「ご機嫌伺いに上がりましたが」
安住:「おっしい、一番最初だけでていなかったね」
ウー子:「ははあ、すみません」
中澤:「私は出てたと思う」
安住:「スタジオの判定、分かれてます」

安住:「あと、鼻濁を使うタイプと使わないタイプとあるのはだいぶ解ってきました?」
ウー子:「あの、文で見たら、こことここだなって解るんですけれど、言うと、もう一回言ったあと全部の文が鼻に抜けます」
安住:「解る」
中澤:「字面で見ると解るんですよね」

安住:「少し早いスピードで言ってみようか、ご機嫌伺いに上がりましたが、お元気ですか」
ウー子:「ご機嫌伺いに上がりましたが、お元気ですか」
安住:「素晴らしい、いいね、巣鴨駒込駒込巣鴨言ってみようか」
ウー子:「巣鴨駒込駒込巣鴨」
安住:「凄いじゃん、ホワッー、ホルスタインなどの乳牛から出る牛乳」
ウー子:「ホルスタインなどの乳牛から出る牛乳」
安住:「凄いじゃん、親亀の上に子亀、子亀の上に孫亀、子鴨が親鴨の上、孫鴨が子鴨の上、じゃあ一番上はだーれ?」
ウー子:「すみません、覚えきれません」
安住:「ごめんね、負けず嫌いなものだから」
中澤:「すごい御免なさいね、本当にもう、大人げなくて」
安住:「大人げなくてね、一番上はだれか解ったかな」
ウー子:「一番上はだれか解ったかな?、親亀、子亀、孫亀」
安住:「おしい、正解はだれでもありません」
ウー子:「(すごく疲労感のある声で)あっ、はい」
安住:「ゲーム終了、夕暮れ迫る、午後5時半」
ウー子:「ゲーム終了、夕暮れ迫る、午後5時半」
安住:「できてるよ」
ウー子:「本当ですか」
安住:「凄いじゃん」
ウー子:「有難うございます」
安住:「ホルスタインなどの乳牛から出る牛乳」
ウー子:「ホルスタインなどの乳牛から出る牛乳」
安住:「水牛、乳牛、まとめて反逆、モーモーさんたちぎゅうぎゅうだ」
ウー子:「あっ、もう無理です」
安住:「ごめんね、最終的には俺が良い思いをしたいんだよね」
(スタジオ苦笑。電話の向こうのウー子さんも苦笑していたかも。)
安住:「凄いよ」
中澤:「ねえ」
ウー子:「有難うございます」
安住:「あのさ、ちょっと気になっているんだけれど」
ウー子:「はい」
安住:「先週までの口調とすでにウー子さん違うよね」
ウー子:「ああ、そうですか」
安住:「なんかすごくもっと先週までは奔放な感じだったじゃない」
ウー子:「そうですか」
安住:「今日なんかすごくなんかしおらしくて品が良くない」
ウー子:「あっ、有難うございます」
安住:「ちょっと気になっているんだけどさ、本当はウー子さんじゃないでしょ」
(スタジオに笑い)
ウー子:「違います」
安住:「凄く、放送部の優秀な人を出しているでしょ」
ウー子:「同じです」
安住:「同じ?!本当?!」
中澤:「なんかはじけた元気な、ねえ、感じだったですけど、今日はおしとやかに聴こえますね、たしかに」
ウー子:「本当ですか、有難うございます」
安住:「鼻濁音効果かな、何だろう、本当に本人ですか」
ウー子:「本人です」
安住:「本当?!」
ウー子:「本当です」
安住:「あそう、そっか、なら良いんだけれどさ」
ウー子:「はい」
安住:「そうなんだ、えー」
ウー子:「そうです、有難うございます」
安住:「凄いですね、活動頑張ってください」
ウー子:「はい、頑張ります」
安住:「有難うございました」
ウー子:「有難うございました」
(と、ここで電話を切るような感じに)
安住:「ちょっと、あの、あっもう電話切った?」
中澤:「えっ?」
ウー子:「切ってません」
安住:「良かった、びっくりした、そっかそっか、ちょっと、あの、仕事頼むから来週から」
ウー子:「ふ、ふ、ふっ」
安住:「へ、へ、へ、へっ、」
ウー子:「楽しみにしてます」
安住:「はい、じゃあ失礼します、お母様にもよろしくお伝えください」

「びっくりした、軽く外山惠理さんのレベル超えているよ」っと、ポツリつぶやく安住さんに、中澤さんが「惠理さんは、またプロですから」とかなり小声で囁いておりました。

「ちょっと来週、放送の何処かで、彼女にも手伝ってもらおうかなという風に考えております、お楽しみにしていただきたいと思います」と、言う安住さんに「ほぉー」と合いの手が優しく入ります。「本当の鉱脈はこれなんじゃない」って思いました。

安住さん、そのあと前半のテンションに疲れ果てたかのように「ウィキペディアの訂正も有難うございました」と。

昨日の放送は、このあと、ゲストに松居直美さんを迎えます。そこで、子育てに関するお話で、現在、子育て真っ最中の中澤有美子さん、感極まるものがあったようで、涙を流してしまうというハプニングもございました。
この続き、反響次第で、書くかやめとくか、検討します。
できたら、私宛につぶやいてください。

以上、放送の前半31分くらいの話の顛末です。
このように楽しい進行が、毎週、送られています。
是非、日曜午前10時には、TBSの「安住紳一郎の日曜天国」をお楽しみにしてください。
そして、できましたら、放送中にはツイッターにも参加してみてください。
みなさん、とても、この番組が大好きな、リスナーばかりです。

by sumomojam39 | 2010-02-22 00:11 | ラジオネタ