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人間に毛が生えた

今朝も「安住紳一郎の日曜天国」を聴きながら目覚めました。

だいたい毎回その日の天候の話から入りますが、金曜の真夜中、傘もささずに近所のスーパーに買い物に行った話から、入りました。

しかし、今朝のオープニングの話は、安住さん自身もおっしゃっていた通り、ネタがないらしく、5種類くらいのお話をされました。

・番組審議会の話(8分)
・時間経過の早さの話(7分)
・安住さんの殿堂入りの話(3分)
・中澤さんの今週の話(2分)
・お上品の話(8分)

より良い番組作りのための審議会で、その審議をされる日が無作為に選択されることから、学生時代の抜き打ちテストのようなものであるという喩え話をされていました。その審議をされた後、回答だけが後日、番組関係者に告げられるという方法で、実行されるそうです。
時に厳しい意見を受けることもあったり、また改善案をいただくこともあるそうです。実施頻度もいつどの放送を聴いて審議されるのかも、一切知らされないという怖さがあることをかなり強調されていました。

また、安住さんは、自身の番組について、審議を受けて良い時と悪い時があることを自覚されており、その表現を「天と地」ほどもあるということから、NHKの大河の台詞「おら、こんなところにきとうはなかったんじゃ」と。

そして「にちてん」の成績表が昨日安住さんのことろに来たそうです。
その抜き打ちテストが行われたのが、11月8日の放送、その日は安住さんが東急ハンズで自ら購入されてこられた、小鍋やシャーレーなどを使って、一週間を擁して、というか、当日のスタジオに来られる直前まで必死に集めた、安住さん自身の汗を、オープニングトーク中に乾燥させて製塩しようとしたあの放送の回でした。ゲストdeダバダは、カレーの話をした回です。

中澤有美子さんも、よりによってこの日なんですかと大笑いしていました。
安住さんも「にちてん」が毎週日曜、一年で45回~48回くらいの放送回数があるけれど、よりによってそこを引かれたかと、率直な感想を述べておられました。その発言を受けて一層中澤さんの爆笑が響き渡りました。

しかし、寛大な審議委員の方に恵まれたようで、「これまで審議してきた番組の中で、一番インパクトがありました。」というコメントをいただいたようです。

これを訊いて一層高笑いをされる中澤さん。もう笑いが止まりません。
「嬉しいですね」と中澤さんが言うと、「嬉しいというか、ギリギリセーフって感じでしょうかね」と安住さん。審査の方のコメントには続きがありました。その日のメッセージテーマ「謝りたいこと」に寄せられたリスナーからの作品に対するお褒めの言葉をいただいたそうです。そしてリスナーからのメッセージが楽しい番組なので、もっと各所に織り交ぜるようアドバイスをいただきましたと結びながら、安住さん的な読解力に寄りますと「(要するに)おれがしゃべり過ぎか」と。とは言いつつも、リスナーのメッセージが褒められましたよって、改めておっしゃっていました。
また、安住さん自身の進行についても、お褒めをいただいたようです。

とここまでは、話の筋も考えておられたようですが…、

あと年末まで今日も入れて三回の放送ですか、ついこの間、ゴールデンウィークが終わったばっかりだと思っていたのに。
そして時間の過ぎるスピードの実感がとても速く感じるという話題へ。
訊くところによると、80歳くらいになると、朝、新聞を広げて、閉じたらもう一日が終わってるとか。安住さん自身は、まだ人間に毛が生えた程度ですが、それでも時の流れの早さを感じると。

年齢と共に時間の経過が早く感じることについて、幼いころの親戚のおじさんが良く言われた「見ないうちに、ずいぶん大きくなったな」という感想は、大人独特の定型句(大袈裟なことを言いやがって)と思っていたけれど、自分もこの歳になると、あの時本当に叔父さんは素直な言葉を発していたんだなと、思い直されたことを話していました。

獄中日記によると「独房に入ったとて時間が過ぎるのが早い」を受けて、スピードの波から逃れる方法はないのかとおっしゃったところ、「その獄中日記を書かれた方は何歳くらいだったんでしょうか」と中澤さんが鋭い切りかえし。安住さんはただ予測の「う~ん、40(歳)、50(歳)くらいなのではと思いますが、その人が慌ただしい人だったのかな」。

また、スーパーで「新米出ました」という看板に触発されて、めったに自炊をされない安住さんが新米を購入し、棚の隅にあった炊飯器で白米を炊いてみたところ、これまた、炊けるのが異常に早かった(作動ボタンを押して、本を右に左にしたら、ピーピーっと音がした)と、それどころかカピカピになるのも早かったと。(もう、カピカピっ、早くな~い)

ここで、安住さんギブアップ(ネタ切れ)です。
「お気づきかと思いますが、先週たいした出来事がなかったもので…」

するとアシスタントの中澤さん、助け舟。「安住さん、5年連続ですか、大好きなアナウンサー一番ということで、殿堂入り」

(安住)「今日は、殿堂からやって参りました」
(中澤)「降臨ですか、有難うございます」
(安住)「今日は交通機関じゃなくて、ちょっと上の方からやって参りました」
(中澤)「(驚いて)ほ~?」
(安住)「殿堂出勤」

(安住)「5年連続で好成績を収めますと、殿堂入りするって、知らなかったですよ。」
(中澤)「そうすると、来年からの扱いはどうなるんですか」
(安住)「ランキングから除外されるそうです」

(安住)「まあ、自分の口から言うのもなんですけれど、事の経緯をきちんと説明しておかなければ、伝わるものも伝わらないと思いますので、説明いたしますけれども。まあ、私の知ったところではありませんけれども、世の中で好きなアナウンサーランキングというのを集計してるもの好きな機関があるらしいんですよ。そこでちょっと上位の方に名を連ねることになりまして、それがちょっと5年連続上位で名前を連ねたものですから。」
(中澤)「上位っていうか、1位ですよね。」
(安住)「いや、そこまでは申しておりません。」「そこまでは申しておりません。」
(中澤)「5年連続1位」
(安住)「そうすると、殿堂入りらしいですね」
(中澤)「う~ん、凄い、キムタクみたいですね」
(安住)「それを訊いて、なんか生活変わるのかなって思ったら、帰るところも変わらないし、会社の机が金ぴかになる訳じゃないし。なんだよ殿堂って。まあ、みなさんにお伝えするならば、殿堂ってところは別に大した所じゃありません。」
(中澤)「いや、いや、いや、いや…」
(安住)「むしろ、アレですよね、なんかもう少し、闘いたかった」
(中澤)「と言いますと、周り弱すぎた?」
(中澤)「違いますよ。そういう訳じゃないですけれど、なんかこの歳で、ランキング除外とかそういうのじゃなくて、もうちょっと千代大海みたいにあがったさがったさがったあがったみたいな、そういうのやってこその民放じゃないかなって思いますけれど…」
(中澤)「なるほどね」
  ・・・(中略)・・・
(安住)「色々考えさせられました、何かね、中途半端で。悩みとか凄い抱えてんのに、こんな状態で殿堂に送られてどうすんだよっていう感じもあるんですよ。ちょっとね、辛いところもあり。」
(中澤)「深いですね」
私も中澤さん同様に深いと思いました。安住さんのお人柄の片鱗が現れております。

このあと、中澤さんの話。
中澤さんの私生活が垣間見えます。
中澤さん、飲みに行くのにも、子供を8時半に寝かしつけて外出し、10時過ぎには戻る、そんな忙しい外出をされるらしい。
TBSにいらっしゃる熊教中(現地では「熊附中」と言われる)出身の方とご一緒したという話を。
安住さんは、「挨拶がないな~、この野郎」と。
中澤さんとお友達は、例の熊教中の放送の話で盛り上がったと。
これくらいで、あとはポッドキャストでお楽しみください。

by sumomojam39 | 2009-12-14 00:22 | ラジオネタ