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50期連続TOP

ラジオの聴取率の成績の話。今月8日くらいからラジオを聴いていると、TBSラジオでは、このタイトルにあるような「50期連続TOP」というCMを良く聴きます。この50期というのは、以前も記事にしたように2カ月に一度聴取率調査を行っており、前回10月の聴取率調査の結果、TBSラジオが全ラジオ局の中で50期(およそ8年連続で)TOPになったということです。

以前、ラジオはニッポン放送が一人勝ち状態で、TBSは万年最下位でした。放送の内容の面白さは、パーソナリティの人気と比例します。今仁哲夫さん、高嶋秀武さん、くず哲也さんなど、私も好んで聴いておりました。しかし、やがて人気のあるパーソナリティも定年を迎え、番組から去って行ってしまいます。各局にいる看板アナウンサーの力が大きく作用してしまう聴取率は、吉田照美さん(朝のワイド番組)の文化放送、大沢悠里さんの(午前中のワイド番組)TBSと、それぞれキラーコンテンツ的なものがあるのですが、ニッポン放送には、月~金でこの時間帯に他局に勝る番組がありません。土日には、魅力のある番組が組まれていると思います。滝良子さん、イルカさん、谷村新司さん、笑福亭鶴瓶さんなど、私も楽しみにしています。あいにく、清水ミチ子さんの時間帯には、宮川賢さんや吉田照美さんなど、他局が強力なので、私は宮川賢さんを選択していますが。そして私は余り聴きませんが、和田アキ子さんなど。

でも、ちょっと考えると、文化放送やTBSの人気のパーソナリティだって、実はフリーなんです。吉田照美さんは、TBSのラジオ番組を担当されたこともありますし、大沢悠里さんも、テレビのナレーションなどで聴く機会も多いです。結局、TBSの強さは、昔からのパーソナリティを今もずっと起用し続けていることや大人に対して放送している強さだと思います。前者の例が、土曜の永六輔さん、久米宏さん、そして月~金の生島ヒロシさん、森本毅郎さん、大沢悠里さんだと思います。後者の例が、土曜の宮川賢さん、日曜の安住紳一郎さん、月~金の小島慶子さん、荒川強啓さん、渡辺真理さんだと思います。このラインナップが揃ったことで、TBSが今一番聴かれている放送局になった訳です。

過去にも、近石真介さんや桝井論平さん、榎本勝起さん、若山弦蔵さんなどの声に癒されました。文化放送にも、桂竜也さんや竹内靖夫さん、さだまさしさん、谷村新司さんなど好んで聴いていたのですが、今はもう文化放送でレギュラー番組を持っていません。谷村さんはコーナーを持っていたりしますが。
ニッポン放送では、今仁哲夫さんが、いい声で、番組の進行も滑らかでした。今も現役で活躍されている高嶋さんが、夜の「まだ宵の口」をやっていた頃のパワーが、他の時間に移ってなくなってしまったのに対し、哲ちゃんは昼も早朝も変わらずにパワーがありました。「オールナイトニッポン」の強さは強力で、月曜の中島みゆきさん、火曜の松山千春さん、水曜の所ジョージさん、木曜のビートたけしさん、土曜の笑福亭鶴光さんを聴きまくっておりました。曜日によっては、二部(3時から)まで、聴いていたもんです。高校時代は受験の友ですし。文化放送の「セイヤング」もTBSの「パックインミュージック」も強力だったと思うんですが、あの頃は、ほとんど他局は聴かなかったな。

さっき、久米宏さんが「ラジオなんですけど」で、今回の話題を取り上げていましたが、久米さんの奥さんに言わせると、「(TBSは)テレビの成績が落ちたのでラジオが良くなったんじゃないの」ということですが、久米さん曰く「別に、(テレビもラジオも)どちらも別会社だから、因果関係はないはず」ということでした。照美さんが「土曜ワイド」をTBSで井森美幸さん、渡瀬麻紀さん、小林千絵さんとやっていた頃は、弱かった時期なんですよね。しみじみ思いました。

by sumomojam39 | 2009-11-21 14:27 | ラジオネタ