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テレビは不思議

犯罪者がギャラをもらって出てくるメディアって言う意味で、不思議なメディアだと感じました。麻薬で逮捕されると、初犯では執行猶予がついて、実刑をま逃れます。痴漢をしたと現行犯で逮捕された人も、裁判の結果、放免されます。これらは半ば追放されるように、メディアから消えて行きます。
まあ、それでも芸能界は復帰される方も多々おられますが。

しかし、脱税していて、しかもその額が4億円、払うことになった追徴税等が、1億6千万円と生半可の額でないものをさらりと払える預金のある人は、未だにNHKでレギュラーを持ち、さらに今日も「さんまのまんま」で出るらしい。脱税って、罪ですよね。薬とか痴漢と比較して、この罪って軽いんでしょうか。国営放送は、こんな方を脳の科学者として、番組の進行で起用し続け、放送を垂れ流していいんでしょうか。

記事を読んだところによると、これまで地元の税務署から再三再四、申告を督促されて、それでも放置し続け、結局、国税局が乗り出し、今回の処分になった模様。つまり、免許停止をくらって、出頭せよと言われていたのに、知らんぷりをしていて、逮捕された人と同様。もっと言えば、あののりピーと同じですよ。もっと悪質で逃走期間が年単位ということです。その間もNHKにギャラをもらい続け、公衆の面前に出ていたり、本で印税を稼ぎまくっていた訳です。

例えば、局の人間がこんなことをしたら、解雇、ないしは配置転換とかされて、少なくとも映像に出てくるようなことはないと思いますが、不思議と今回は、番組のHPに謝罪をのせて一件落着という姿勢。本来は番組を降板させて、撮影した番組の放映できないことや代替放送の製作費用を違約金として請求するのが筋じゃないでしょうか。これじゃ当人も「アハ」でしょう。次は税理士雇うからとか、もう罰金払ったしで、許される内容の罪でしょうか。このあとも少なくとも毎週火曜は「ニュースウォッチ9」のあとにいけしゃあしゃあと、登場するんです。「プロフェッショナル仕事の流儀」すごいタイトルだ。厚顔無恥なメディアだと感じました。

by sumomojam39 | 2009-11-15 11:23 | テレビネタ