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駆引き

プロ野球もCS進出をかけた3位に入れるか否かのみを争う時期になりました。
そのチャレンジも終わってしまった球団は、早くも人事異動の季節に突入です。去る人の情報が今は旬でしょうか。
セリーグでは、広島のブラウン監督が退団決定し野村謙二郎さんが監督になられるとか。横浜の田代監督代行も2軍監督に戻られるらしいが、監督の後任人事は未だ未確定。ヤクルトの高田監督は続投。
パリーグでは、ロッテのバレンタイン監督が退団決定、後任は西村徳文ヘッドコーチが監督昇格となる模様。オリックスの大石監督も退団し、こちらは前阪神監督の岡田彰布さんにほぼ決定らしい。星野GMとの確執から阪神監督返り咲きを断念したとかしないとか。
本来なら、契約満了のはずの楽天の野村克也監督の方は、シーズン中のあがきが幸いし、ファンの後押しで球団があっさり辞めさせられなくなったとか。でも、楽天のことですから、これも監督契約金のダンピングのために三味線ネタかも知れません。
CSが終わるころに、また波乱があるかもです。選手たちは複雑でしょう。来年もこの上司が良いと思っていれば問題なく戦えますが、成績次第ということになると、監督が嫌でもこのチャンスを逃したくないと考えるでしょう。また、トライアウトに臨むリストラ選手も、人脈で採用されることを期待していた場合、こりゃ国内は無理かなと、台湾や韓国などを視野に入れねばならなくなる可能性が出てくる訳です。最近巨人で活躍が目覚ましい育成枠の選手の成績が良ければ、リストラ選手よりもこちらの方が割安になると考える球団もあるでしょう。
いずれにしても、このあとのCSそして日本シリーズの後、このプロ野球にも波乱があるのです。契約でもめたり、思いの外、増額が見込めなかったり、FA宣言をしても、なかなかオファーを受けられなかったり。
他人事ではありません。

by sumomojam39 | 2009-10-09 10:54 | 世間話