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聴取率週間が始まりました

関東エリアのラジオでは、懸賞が盛んな週が二月に一回あります。
これを「聴取率(レイティング)週間」といいます。

関東と限定しているのは、北海道・福岡県では年2回、中京圏・関西圏では4,6,10,12月の年4回の開催だそうです。

関東圏は、プロ野球シーズン(4,6,8,10月)は、2週間。それ以外の月(12,2月)は、1週間で実施します。

この期間で、ラジオ局は番組のレイティングをする関係で、番組ごとに、各種の懸賞が設けられます。

関東圏の放送局は下記のとおりです。
NHKラジオ第1・第2・FM、TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、ラジオ日本、INTER FM、TOKYO FM、J-Wave、FMヨコハマ、FM NACK5、BayFMの計13局

テレビでもその傾向にありますが、ラジオでもNHKの人気が上昇してきています。
理由は、テレビと同様に、大人が聴ける番組が民放各局に少ないからです。

日中のリスナーは、運転中や家事の合間に聴かれる方、若しくは店舗経営者が店頭で流しておられるケースに代表されるように、リスナーの世代は、大人です。

AMでは、下記の2局に人気が集中しています。

TBSのラインナップ(レイティング1位)
◆森本毅郎さん(TBS/AM6:30-8:30)
◆大沢悠里さん(TBS/AM8:30-PM1:00)
◆小島慶子さん(TBS/PM1:00-3:30)
◆荒川強啓さん(TBS/PM3:30-5:50)

文化放送のラインナップ
◆吉田照美さん(文化/AM6:00-8:30)
◆野村邦丸さん(文化/AM8:30-11:30)
◆寺島尚正さん(文化/AM11:30-PM1:00)
◆大竹まことさん(文化/PM1:00-3:30)
◆玉川美沙さん(文化/PM3:30-5:50)、

ここでわかるのは、大人が聴けるラジオ番組という考えが、TBSには一貫しています。
TBSラジオは、ラジオ界のNHKとも揶揄されるほどです。

この姿勢は、月~土の日中まで、徹底されています。

その昔、ハローナイトという番組があり、PM9:00~の時間帯、当時他局が若者向けに、タレント多用していた時間帯でしたが、TBSは荒川強啓さんを擁し、タクシードライバー向けに放送しておりました。
当時、専門学校に夜間通学していた私は、帰宅時に楽しく聴いてました。その伝統は、現在のアクセスに続いています。

問題は、夜の時間帯、そして土日のラインナップです。
特に、文化放送の土日の夜は、大人の視聴者を無視しています。
アニメ声優番組を細切れで入れています。
ニッチな市場ですね。

ニッポン放送は、過去、いまに哲也さん、高嶋ひでたけさんなど、私は好んで聴いておりましたが、高嶋さんが朝から夕方に時間を移してから、苦戦していますね。

ニッポン放送の場合、あえて言うなら、日曜のラインナップですかね。
イルカさん、三宅祐司さん、笑福亭鶴瓶さんがお薦めです。
私のラジオ聴き始めは、ニッポン放送だったんですが、最近は残念です。オールナイトニッポンも昔のラインナップは、それは豪華でした。

土曜は、永六輔さん、久米宏さん、宮川賢さんを擁するTBSは、鉄壁です。

最近は、TBSのバランス・センスが私は好みです。文化放送が次点ですかね。

文化放送のお薦め番組

AM5:00~のおは天
6:00~のそこ大事なとこ
8:30~のごぜんさま
PM3:30~たまなびは
これらは、TBSにも引けを取らないと思います。

PM1:00~の大竹さんは、曜日によって(私は月曜の阿川佐和子さん、木曜の光浦靖子さんがお薦めだと思います)です。
大竹さんの話は、エコに関する話など、結構毎度同じなので、残念ですが相手が上手でないと飽きます。

実は、視聴率ホールがあります。
PM1:00-3:30の時間帯です。
TBSは、この春、改編でここの時間帯に小島慶子さんの起用をしました。
TBSがテコ入れしたのか、それとも局アナで経費削減したのか、そこのところの真意は測りかねますが、今回の改編の成果が、放送開始2週間というまだ始まったばかりの状態で、どの程度の数値をあげるか。

前年度まで小島慶子さんは、土曜PM1:00~TBS「久米宏のラジオなんですけど」のアシスタントを務めていました。この時間は、各局が力を入れている時間帯です。文化放送は、みのもんたさん。ニッポン放送は、小倉智昭さんをぶつけています。というよりもともとこの時間は、文化放送のみのさんの天下でした。そこに他の二人が起用されたのです。現在は、久米宏さんが制しています。

私が聴く限りでは、小島慶子さんの起用は正解だと思います。
視聴者が聴きやすい放送になっています。
大竹まことさんは、文化放送のお化け番組「吉田照美のやる気まんまん」の後任に起用されました。
吉田照美さんが、朝の番組に移動して、もともと土曜の朝に善戦していた大竹さんを起用したのだと思います。

しかし、この編成から2年過ぎて、結局、文化放送はこれらの時間帯で、TBSの天下を揺るがすことができないでいます。

大竹さんの番組では曜日毎にアシスタントチェンジする大沢悠里さん方式をとっています。前任の照美さんは、小俣雅子さん一本でした。
私は、大沢悠里さんしか、アシスタントチェンジ方式はできないと思います。過去に大沢さんとでも相性が合わなかったアシスタントがおられたように思いますが、人選はかなり選りすぐられております。

ラジオ番組の場合、パーソナリティの好き嫌いは大きく影響します。
また、アシスタントの出来不出来も重要です。

大竹さんの番組のアシスタントチェンジは、はたして検討されるのか。私は、小俣雅子さんの復帰を望んでおりますが。

ニッポン放送は、このままでいいのか。まずこのレイティングホールを、落とすことを考えないとまずいんじゃないのって感じです。

さて、結構好きなもので、好き勝手に書きましたが、番組それぞれの中で、懸賞の紹介がされます。野球放送の場合も、ホームランプレゼントがあります。
運試ししながら、好きな番組探し、悪くないと思います。

ちなみに久米さんは、PM2:00の時報明けに出題(合言葉)というパターンを徹底されております。ラジオの場合、視聴者に当選者発表の際に、電話をかけてくるということも多いですが、久米さんは、例え聴いていない場合でも、当選させてくれます。

あっ、TBSの日曜AM10:00-PM0:00の「安住紳一郎の日曜天国」、こちらもお薦めします。
ポッドキャストで試聴(番組のオープニングトークのみ、著作権の都合で曲がありません)もできます。
そちらで面白いと感じたら、聴いてください。

by sumomojam39 | 2009-04-14 12:15 | ラジオネタ